お知らせ

理学療法士 田代雄斗先生コラム

2020年4月4日更新

「神経と解剖」理学療法士 田代雄斗 先生のコラム

私自身が解剖実習を行った時にとても印象的だったものが神経です。骨や筋肉、靭帯などの軟部組織はその硬さや可動性を普段の臨床を通して外部からある程度想像がしやすいのですが、神経に関しては解剖を行うことで初めてその様子を生で知ることができました。今回はこのよ...

2020年2月27日更新

「肋骨骨折と解剖」理学療法士 田代雄斗 先生のコラム

今回は肋骨骨折と解剖に関する話です。皆様身の回りで肋骨骨折の事例経験はありますでしょうか?体をひねることの多い野球やゴルフなどでは疲労骨折を起こすこともありますし、高齢者で骨粗鬆症の方では転倒やくしゃみなど肋骨に急激な負荷がかかったことにより骨折をする...

2020年1月21日更新

「運動学×英語」理学療法士 田代雄斗 先生のコラム

今年2020年はついにオリンピック・パラリンピックが開催されますが、海外からたくさんの選手やスタッフ、観客などが日本に訪れることになります。コラムを読まれている人の中にもメディカルスタッフとして大会に関わる方もおられるかもしれませんし、そうでない方も自...

2019年12月25日更新

「顎関節と解剖」理学療法士 田代雄斗先生のコラム

今回は”あご”の話をしたいと思います。みなさん顎関節症になったり、顎が外れてしまったりした経験はありますでしょうか?顎関節は他の関節とは少し異なる特殊な構造をしています。これを機に少し意識を向けていただけたらと思います。 顎関節は、頭蓋骨(側頭骨...

2019年11月26日更新

「馬の解剖」理学療法士 田代雄斗 先生のコラム

今回は今までとはまた方向性を変えて馬の解剖の話をさせてもらえたらと思います。大学院で腰痛の研究として容量性抵抗性電位法(Capacitive and Resistive electric transfer:CRet)という原理の物理療法に着目して研究を...

2019年10月20日更新

「解剖×英語」理学療法士 田代雄斗先生のコラム

世界で標準の言語は「英語」です。今後少なくとも数十年間は変わることがないでしょう。世界経済フォーラムによる2016年の発表によると、英語を話す人は世界に約15億人いると推測されています。つまり、全世界の5人に4人は”英語が話せない”のです。日本人は英語...

2019年9月20日更新

「扁平足と解剖」理学療法士 田代雄斗先生のコラム

今回は足にまつわる解剖学的知識を確認できたらと思います。足の形状としては足底面に3つのアーチが形成されていることが知られていますが、そのそれぞれを内側縦アーチ、外側縦アーチ、そして横アーチと言います。そのアーチの形状の異常として最も有名なものがタイトルにもある...

2019年8月8日更新

「肩こりと解剖」理学療法士 田代雄斗先生のコラム

今回は肩こりにまつわる解剖の話をしたいと思います。肩こりは腰痛と同様に非常に多くの人が経験する体の不調であり、平成22年に厚生労働省で全国的に行われた有訴者数の調査では、男性で2位、女性では1位になっているほどです。複雑な頸部・肩甲骨周囲・肩関節周囲の解剖を理...

2019年7月23日更新

「腰痛と解剖②」理学療法士 田代雄斗先生のコラム

前回は特異的腰痛の解説を中心にしましたが、今回は非特異的腰痛の解説と共に解剖の知識を勉強していけたらと思います。再度確認として特異的腰痛とは医師の診察および画像の検査(X線やMRIなど)で腰痛の原因が特定できるものを言い、非特異的腰痛とは検査を行っても...

2019年6月11日更新

「腰痛と解剖①」理学療法士 田代雄斗先生のコラムスタート

初めまして、理学療法士の田代雄斗と申します。この度、解剖実習アカデミーにコラムを執筆する事になりました。実際に行ったハワイ大学での解剖実習の経験と理学療法士としての経験をもとに、より身体の理解を深められるようなコラムを執筆していけたらと思います。どうぞよろしく...