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2018年11月30日更新

肩の3D考察


上腕二頭筋短頭と烏口腕筋は共同の腱を持つ。

この共同の腱は、上肢を外転、水平、少々外旋にすると上腕骨頭の前面部分の半分を隠すような位置にくる。

その下には腕神経叢が並んで伸びている。烏口突起の前下には肋骨に向いて小胸筋が緊張している。小胸筋の下を通過する腕神経叢は、小胸筋とクロスしている。だから、小胸筋に鍼をしたときに腕神経叢にも同時に刺激がいく。胸郭を外れているので危険ではないと考える。この内部も実際に解剖実習でみると、安心して施術出来るということだ。

腕神経叢もしっかり確認出来る。各頚椎の横突起。

C5からT1の前結節と後ろの結節から模範的にでてくる神経は、それぞれ前斜角筋と中斜角筋の間から出発し鎖骨の下へともぐり込む。
鎖骨の下と言っても指一本もしくは二本ほどの狭い空間を通過するのである。想像以上に狭いことに驚くだろう。必ず指を入れて体験して欲しい。ここには脂肪も溜まっているから余計に狭い狭い空間となる。
投球動作などの時、胸鎖関節を基として鎖骨と上肢は大きく動く。
頸の横に上肢を持ち上げた時は、
上神経幹
中神経幹
下神経幹
というラインにも接する。

上肢の位置により、腕神経叢も引っ張られるように胸郭の上面をすべるように走行する位置が変化する。
鎖骨に隠れた第1肋骨の固定された位置と反対に鎖骨は大きく位置を変える。
上肢の動く範囲を動かして見てみると、動脈、静脈も走行している位置での圧迫などの影響があっても不思議はない。
烏口突起に付着している先ほどの小胸筋も神経叢に近いし、どんどん考えれば考えるほど肩の3Dは広がりをみせるのである。

2019年3月23,24,25
詳細は、こちらから↓↓↓
https://kaiboac.com/anatomy-report/2712/