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2014年3月19日更新

トレーニング理論2回目  解剖実習アカデミーの健康情報

こんにちは、高橋です。

前回はマフェトン博士が証明したものを紹介しました。なぜエアロビック筋は大切なのでしょうか。
※エアロビック筋・・遅筋 アネロビック筋・・速筋

エアロビック筋は主にエネルギー効率のよい脂肪をエネルギー源として使い、アネロビック筋は糖質をエネルギー源として使います。エアロビック筋の燃料である脂肪は体内に豊富にあるためエアロビック筋を鍛えることにより長時間にわたり運動できる能力、持久力をレベルアップできます。また、体内貯蔵量が限られている糖質を節約できるため血糖値が安定し、集中力が増します。さらに、エアロビック筋はアネロビック筋に比べて故障しにくいことも特徴です。なので、エアロビック筋を鍛えることは持久系のスポーツ選手だけではなく、アネロビック系の種目の選手にも効果的といえます。
アネロビック筋は血液の供給をエアロビックシステムに依存しているためこのシステムをしっかり構築することにより、アネロビック筋の機能を最大限引き出すことが可能になります。

アネロビック運動は強度が高いため、活性酸素などによる身体へのダメージが大きく、回復にも時間がかかってしまいます。以前お話したオーバートレーニングに陥ってしまった場合はエアロビック運動の方が回復は遅いです。糖質が消費されるので血糖値が上下しますので脳や神経系に与えるストレスも大きくなります。

アネロビック運動はその高負荷ゆえ、身体へのダメージが大きいということがわかりましたね。