1月18日は、江東区住吉にて「小林式背骨矯正セミナー」の取材をさせて頂きました。
「小林式背骨矯正」とは、柔道整復術という代替医療を改良して作られたもので、背骨の歪みを治す矯正法。
「人間の自然治癒力を高める方法」だそうです。
どのように高めていくのかというと、人は歪みがあれば痛みや痺れがあり、違和感を覚えます。その歪みを放置しておくと、いずれ頭痛を発症したり倦怠感に繋がったりと「悪循環」を引き起こします。
字の如く「悪循環」。血液のスムーズな流れを妨げたり、神経を圧迫します。なぜ?
人間の背骨(脊柱)はいわゆる「椎」が重なり「ダルマ落とし」のようになっていますが、その中を神経の束が通っています。そしてその椎が神経叢を守っている。その背骨に沿って血管が走行しているわけですから、ちょっとした歪みが障害になる。(フムフム。。。)
だから歪まないように矯正をしていくのですが、矯正と聞くと「バキバキ系」を連想させ、ちょっと不安になる私(笑)
ラッキーな事に、偶然いらっしゃった田中宣彦先生のワンポイント講義を聴講。
≪ 小林式背骨矯正の特徴の再確認 ≫
・「小林式背骨矯正」は、寝違いやギックリ腰のように可動域が少ない患者であっても効果がある。
・骨折に関しても探りながら接骨しないで、一発で接骨するから痛みが短時間。
・200kg級のお相撲さんの巨体であってもしっかり矯正が出来る。
・ボルトが入っていても、鉄板が入っていても矯正は出来る。
・「小林式背骨矯正は、骨を動かすのが目的ではなくて、真っ直ぐにするのが目的」
・禁忌事項は「進行性の癌」と「妊婦」。(進行性の癌は骨転移が考えられ、骨がもろくなっているため。)
そして少しだけ質問をさせて頂きました。
≪小林式背骨矯正について≫
Q: 指導できるまでに早い人で、何年で習得できるものなのでしょうか。
A: 最低2年指導者なら。 でも、何十年やっても出来ない人もいる。日々研鑽。
≪田中先生的リラクゼーションアドバイス≫
Q: 私たちは、リラクゼーションなので「寝違え」のお客様は基本施術しませんが、中にはご申告して下さらないお客様もいます。
「でも、なんかおかしいな?」と思う時があります。そんな場合のチェック方法などはありますか?
A: 寝違いの疑いがある場合は、首を回してもらうといい。違えていれば首が回らないはずだから。(おぉ~)
Q: 同じくギックリ腰の場合は?
A: 歩き方、立ち座り、前かがみや、反りが出来るか?
※施術するのであれば、お腹にタオルを入れる。直接腰は触らない。
足は広げない。ハムストリングスを圧迫するなどはOK。
アドバイス①: 先ずは仙腸関節のケアを知っておくべき。(これはまた別の時に。)
アドバイス②: 腰は前弯しているのだから長時間ベッドにうつ伏せは不可。お腹にタオルを入れるなどして反りを軽減させた方が良い。 胸枕も反りを助長するからおススメできない。
田中先生、お忙しい中ありがとうございました。勉強になりました。
さて、次にカリキュラムのご紹介をしよう。(詳細は下記にリンクを貼りますのでそちらからどうぞ!)
≪2コース≫
① 腰部・下肢コース20時間
② 頚部・上肢コース20時間
全40時間(月に1回、全10回)
① 、②を単品で選ぶことも出来ます。
※高額ではありますが、一生学びとして考えれば安いものです。そしてなんと、2年目は無料で毎月90分のフォローアップあり。2年間通える満足感と技術レベルをチェックするための安心感。
では見学から(この回は恐らくVol.9)
皆さん動きは覚えていますから、サクサク練習を始めていますが、見ていると動きは難しそうです。
そしてこの治療法「二人一組」がベーシックのようです。もちろんいずれ一人で出来る手技もあるのでしょうが、
胸部・腰部に関しては二人一組がスムーズな治療法になっているようです。必ず理由はあると思います。(例えば、確実な安定性を保つためとかね。。。)
とてもアクロバティックに見えるのですが、実際にクライアントに施す感じは「一発で決める」というイメージ。
触診がおわった後は、変にグニャグニャ動かしたりしていない。
では実際に2名で体験させてもらいましょう。
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◆モデル: 清水まりこ
施術:田尾先生 橋本先生
治療体験後
施術後すぐに仕事に向かわねばならず、早々に私は退室をしました。
私はセラピストなのですが、初めのお客様に付いた瞬間に実感。『身体が違う!調子がいい!』施術スタート直後に自分の身体の運びの違いを感じこれは首を回しても、肩関節回しても鳴らないのでは。と動かす前から感じた。(頸部の歪みからかここ最近関節を動かすとゴキゴキ鳴っていた)
小林式背骨矯正では即効性を実感してもらうと先生に教えて頂いたが、私は重度の腰痛や肩こりではないらしく治療直後は改善の変化をすぐに体感できていなかった。というのも、先生の見た目のダイナミックさや音
からは想像できないほどの無駄のない力の掛け方、身体の支えや運び、治療の凄さに驚き思わず笑ってしまう衝撃を受けていて、その時は改善の実感が直ぐには気付けなかったが、それはほぼ健康体だからだろう。
治療はまず問診からスタートし、痛みや違和感を確認され次に前屈後屈と首を右左にゆっくり動かしての視診、肩と首に違和感ありと伝えるとベッドに仰向けになり頸部の触診、
頸部矯正、座位による脊柱の矯正、床にうつ伏せ骨盤の矯正と仙腸関節の調整を行う
治療後、再び前屈後屈で身体の動きに違いを体感する
小林式では脊柱骨盤の右左の歪みと捻じれを診ているそうで、私の左捻じれと片足立ちそして腹筋の無さを指摘されてしまう。
腹筋を使わなければもとに戻ってしまうとのこと。
確かな技術と説得力のある説明、短時間に自らの身体を任せられる安心させる先生の魅力にも感銘を受けた。
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◆モデル: 小池知恵子
施術:田中宣彦先生、橋本先生
自らが感じている違和感の箇所:左頚部から左肩部
私はとっても痛がりだし、とってもビビりーです。
だから取材とか格好つけてお邪魔したものの、内心はドキドキ。。。
さて、まずは視診して頂く。姿勢や傾き、足の長さの違いや片方の肩部の上り具合をご指摘して頂く(笑)。
そしていざ頚部。頚部の付け根などを触診。「はい、力抜いてね!」 ゴリッ (ハッハッハッ鳴ったよ)
それっ反対側! ゴリッ もう笑いしか出ない。
この笑いは、右の頚部の矯正で「あ、大丈夫」と感じ、素直に身を委ねられると思った安心感。
「うわーなんてスマートな施術なんだろう。」これ大事!
次は座位で背骨の矯正、横向き腹這のような体勢で骨盤の矯正を、そして仙腸関節の調整をしてもらう。
いつもは自分でも体をゴキゴキしたりしないから、この爽快感はたまらないです。
終わった後の感想ですが、私もそこそこ健康らしく、その時は爽快感と「肩回りが動かしやすくなったなぁ。」としか実感がお伝え出来なかったのですが、それから1時間見学したり、インタビューしている間に気が付いた事がある。いつも無意識に右手が左肩部を触ったり、押したり揉んだりしているのだけど、全く手が左側の肩部を探らない事に気が付いた。これは凄い! 1週間経った今も違和感を感じない。
もしかしたら健康体の人は行かなくていいのかもしれないけれど、普段、筋トレや、腹筋を鍛錬出来てない私のような者はメンテナンスという名目で月に1回くらい矯正して頂く事も良いかもしれない。
そうそう、私も腹筋についてツッコミを頂いた(笑) いわゆる「丹田」ですな。
せっかくだから、簡単エクササイズも聞きました。役得ってことで(^^)/
はい、今のところ続いていますよ!
☆小池の体験するならアドバイス☆
もしも無料体験セミナーや、小林式の治療を受ける場合は、「薄いマスク」があるといいですよ(笑)
力を抜くとバカ面になること間違いなし!でも、しっかりした効果を体感してほしいので、「力抜いてバカ面にならないと本当の良さは分からないからね!」 必須アイテム(笑)
(だって、先生方みんなイケメンだしね!)
【 小林式背骨矯正 】
・https://www.kmc-grp.com/
・セミナー詳細
https://www.kmc-grp.com/seminar.html
☆2月、無料セミナー全国開催があるようです。(一部地域3月)
https://www.kmc-grp.com/trial.html
【 田中宣彦先生プロフィール 】
株式会社 健志 代表取締役
株式会社 KMC 総責任者
一般社団法人 施術家養成塾 理事長
オンオフがハッキリしていて、普段はお茶目なイケメン先生です!
でも話し出すとカリスマ性全開ですね!
記事担当:小池、清水