お知らせ

解剖生理学

2015年1月16日更新

解剖実習 ~ 腸

【 腸 】 解剖していきましょう。 *¹横隔膜を視て、腹部を開腹。 脂肪を取り除き、腹直筋などを取り除くと、腸に辿り着く。このとき「腸」は「楳図かずお先生」の恐怖漫画のように「ビローン」と長くは出てきたりしない。(あれはあれで恐怖漫画のイメージとしては...

2015年1月10日更新

痩せすぎのクライアント

3年前に解剖実習をやっていなかったら、もっと筋肉のイメージに対して鈍かったはず。 でも実習後に、その苦手意識はなくなった。 この仕事を始めて9年になるが、身体の細いクライアントの施術は本当に苦手だった。出来る事なら担当したくない。なぜなら何が起こるか分...

2015年1月6日更新

解剖実習~肺

解剖実習2日目で脂肪除去をし、乳房を切除し、大胸筋、小胸筋をはがし、肋骨に辿り着きます。 これからいよいよ「内臓」です。 まずは肋骨の中に解剖の先生の手が入る。ここは大切な臓器たちが収まっている場所なので、傷つけないように先生が外していく、私たちは敢え...

2014年12月30日更新

解剖実習~小胸筋

解剖実習~大胸筋、小胸筋 実習2日目、まずカレンさん(仮名)を仰向けにして、上腕部を視たり 大胸筋を視たあとに、胸のインプラント(*¹シリコンバッグ)を外しました。 腕神経叢をもう一度確認。 さぁ大胸筋を切り取っていきます、目指すは小胸筋。普段...

2014年12月26日更新

表情筋!口角を上げて女子力を上げる!

「間違えた変顔」について、特に女性陣には注意喚起の記事だ(笑) 表情筋を意識した、いわゆる「変顔」は素晴らしいエクササイズ だと思うし、私も実践している。 しかしエクササイズとは考えてもいない、間違えた変顔が癖になっている方々は要注意。 身体を張...

2014年12月14日更新

腕神経叢にたどりつくまで

(参考文献: 人体の不思議 ㈱メディ・イシュ 「コントロールする 神経系・感覚器 Vol.2」 引用) 今日もまたマニアックにいきます。 神経叢については解剖学の文献で必ず見るし、学校でも学ぶ、正直難しいし覚えるのも大変。 しかし解剖実習をし...

2014年12月10日更新

足の疲労を軽減!第2弾!!!

さて、今日は昨日の続き、足部分。 今日はちょっと長いけどね。この記事に関して面白いと感じなくても、人間の構造に「いいね」「すごいね」を感じて欲しい。 治療家にとって、細かい部分も見逃さない。「足首のこのスジだけに圧痛が・・」「これは何筋で、こういう靴を...

2014年12月8日更新

【解剖アプリ】これ凄いです!

アメリカはカリフォルニア州で治療家人生を送る「五味渕氏」がブログを始めたのですが、その記事の中に面白いアプリの紹介があった。 五味渕氏は20年間アメリカでマッサージ師として活躍しています。 主にストラクチュラルインテグレーション 推拿 ニュ...

2014年11月26日更新

解剖学的に考える正しいリンパマッサージとは

(写真:ひと目でわかるホントによく効くリンパとツボ引用) 解剖実習をしてみたら、ふと「リンパマッサージ」について疑問が湧いてきた。そもそもリンパマッサージが日本に根付いてきたのはここ10年~15年くらいではないのでしょうか。そして大事なのはその知識。なぜ...

2014年11月24日更新

解剖学の視点からリフレクソロジーを見る!【東洋医学】

今日は東洋医学的視点と解剖学 足を愛す うちのスタッフの中にはたくさん「足好き」がおります。彼ら彼女らにとって足の手入れに関して日々試行しています。 まず、足の皮膚を保つ。 男女限らず足の皮膚の状態から調子を整えると、人間は変化が大きいのです。最大...

2014年11月22日更新

解剖学の視点からリフレクソロジーを見る!

解剖実習で実際にみた足底を西洋医学の視点でリフレクソロジーを施術する事ができれば、更にスキルアップではないだろうか。この辺りをシェアしたいと思います。 もちろんリフレクソロジーは西洋医学の要素なんだけど、より深く解剖実習で解剖学を学んだ人たちは説得力...

2014年11月19日更新

【赤ちゃん】この世に生を受けた時から学び続けるヒトの体。

番外!赤ちゃんの研究報告を最近2回も聞いた。分析、視点はすばらしい驚きをもたらす。 まず、ひとつ。 0歳児は 約100個、2歳児は 約70個も大人より余計に骨が多い。 頭は狭い産道を通るのに5枚に分かれているが成長とともにつながる。手、足の骨...

2014年11月17日更新

本当の解剖学的に見た【肩の回旋筋群】について

今回、先生たちの魅力全開。もっと聞きたいことがあったはずなのに、全てがいっぱいいっぱいだ。集中を切らさず、あっという間の時間が過ぎていく。8時間×2日間で足りない!メモをとる時間より途切れることなく作業に没頭、頭も使っているがそれを整理する間がない。魅力溢れる...

2014年11月16日更新

静脈弁の繊細さにビックリ!

『 え!! 弁はこんなに薄いの?!』 ある意味、芸術とも云える身体各所。そして、特にこの静脈の弁の機能は形状もしくみも質も、とても繊細である。 実際、この弁はどれほど頑丈に出来ていて逆流を防ぐ壁になっているのだろう。ふと、単純な疑問が湧いた。 静...

2014年11月15日更新

脊柱管を切断!! 背面の解剖 2

背面部分 まず、脊髄神経!これを見た経験は筋肉を見た以上に予想外で貴重で衝撃だった。脳は別として神経のおおもとなのであるよ。 実際に見ることになるとは聞いていたが、全員脊柱の切断はドキドキだったに違いありません。 背部の筋肉をすべて除いたあと、背...

2014年11月10日更新

献体してくださったカレンさん(仮名)についてシェアしなくてはいけませんね。

今回、献体として自らの体を「研究のために」と、捧げてくれた方の紹介をします。 最初に参加者全員で黙祷し祈りを捧げます。それから実習をスタートです。 その時に先生より献体の方の情報を紹介されます。 ご芳名:カレンさん(仮名) 年齢 :64歳 持...

2014年11月9日更新

解剖実習で確認した女性の豊胸手術後の【 組織膜 】について

( (c)AFP/ANNE-CHRISTINE POUJOULAT より転載) 2回目のシリコン(インプラント)、組織膜について興味深い実習内容をお話ししたいと思います。(以下インプラント。アメリカではインプラントと呼びます。) 解剖実習を行ってい...

2014年11月8日更新

解剖実習で発見した男性の【 シリコン 】について

さて今回は表題でもある「男性のシリコン(インプラント)」についてです。(以下、インプラントと記します。) 写真は半年くらい前の献体に入っていたインプラントだそうです。かなりハードなものです。(テーブルの脚底に付いている滑り止めのラバーのようなイメージ...

2014年11月3日更新

解剖実習を終えて【脂肪の正しい情報】

ハワイ解剖実習一日目に書いた《脂肪》について更に掘り下げていこうと思います。脂肪については色々な見解がありますが、解剖学的な視点からお伝えすると、脂肪は運動無しでは「動かない」「柔らかくならない」「消えない」というところでしょうか。ガッカリさせて申し訳ないが、...

2014年9月9日更新

リフレクソロジーの効果

[ スジ子的身体的宇宙空間 12 ] リフレクソロジーの効果はインターネットで調べればすぐに出てくる。 プラスして医療関係でオタクの観点から見ればもっと見えるものがある。 まず、 足のコンディションが本当に良くなる ⇒ 全身バランスにいい影...

2014年9月8日更新

日頃、「骨盤、骨盤」といっているのに

[ スジ子の身体的宇宙空間 11 ] 日頃、「骨盤、骨盤」といっているのに、 どれだけ理解しているのか?!  (解剖実習でも目にふれるかと思います) 実は、カイロの先生や接骨院の先生、ヨガの先生のお話も 伺ってみたいと思っています...

2014年9月6日更新

「トータル・バランス・コンデショニング」まで通じる?

[ スジ子の身体的宇宙空間 10 ]  セラピストの皆さんはどうやって筋肉を把握しますか ちなみに、わたくしは 姿勢 動きバランス 筋量・筋力 左右さ ケガ既往歴・運動歴 靴・髪型・利き腕・くせ そのスポーツの特徴 セルフコンデショ...

2014年9月5日更新

筋肉も歴史を作る

[ スジ子の身体的宇宙空間 9 ] 筋肉は、それぞれの役目があって バランスがあって 方向や 形がある。どこからどこにその筋肉がついていて、強い弱いがある。 どんなスポーツを経験して何年やったか。現在どんな姿勢で 何をどれだけしているか。 筋肉に...

2014年9月3日更新

リンパを知ろう!③

[ スジ子の身体的宇宙空間 7 ] リンパというか「むくみ」に寄り道したくなりました。 単純なスジ子の思考回路から すすみます。 腎臓機能の低下で、水とナトリウムの低下が原因でしょうか? 心臓の機能低下が原因でしょうか。 病気がから...

2014年9月1日更新

リンパを知ろう!②

[ スジ子的からだの宇宙空間 6 ] 前回、皆さんのあたりまえ知識でした。 (うまく説明できたか定かではありませんが、) 今回は、「リンパの流れを良くしてみよう」というテーマで。 得意科目のマッサージ系でいきます。 リンパの流れを{自分で}良...

2014年8月28日更新

リンパを知ろう!①

[ スジ子的からだの宇宙空間 5-1 ] おおまかですが・・・ いってみよう 血液の防御機構の一つで細菌などから身体を守ることを 生理学では「免疫」といいます。 今回は免疫でも リンパという単語から広げていこうと思います。 (リンパとツ...

2014年8月20日更新

血液はどこで生まれる?

[ スジ子のからだ的宇宙空間 4 ] 血液はどこで生まれる? そんな疑問から また解剖学やら生理学の本をひっくり返しました。 血球の生成はどこでおこなわれるか。 まずは、お母さんのお腹の中。   胎生3週目頃、卵黄嚢の中胚葉性細胞で生...