いきなりですが、「ファシャ」=「筋膜」×
違います。筋膜だけではありません。
この辺りがまだまだ日本では混在しているようですね。私もその1人でした。
そもそも日本の英語力からの話になりそうな。。。
英語力はさておき、「ファシャ」について。
ハワイ大学の講師は言います。
本当の翻訳はプロではないから分からない。けれど私のセミナーでは「膜組織」といいます。
なぜなら「ファシャ」は筋膜だけではないんですよ。
例えば、腱膜、関節包、髄膜、神経周膜、骨膜、臓器の膜だってそう、心膜とかね。
これ全て「ファシャ」です。
個人的な考え方ですと、全部に名前付けたらいいじゃない。って思いますがね。。。
西洋医学の考え方はそうじゃない。
まとめて「ファシャ」
でもその考え方に考え方をスイッチすると、何となく理解が出来てくる(頑張れ私!)
初めて、ファシャの定義について論議があったのは、2007年だそうです。
【Fasciaの定義】(2007年)
“人体の結合組織の軟部組織“
~Fascia is the soft tissue component of the connective tissue system
That permeates the human body ~
「人体の結合組織の軟部組織」凄いですね日本語にすると。。。
でも、実際に実習で見ていくとファシャの奥深さに驚きます。
さて、そんな論議があってから、8年後。
2015年にまたまた論議となり、現在「ファシャ」の定義については審査中との事。
これはまた番外編で。
ファシャについての文献も2012年発行のものと、2017年に発行のものでは、大分内容が変わっているとか。
このような最新情報を知る事が出来るのも、ハワイ大学の講師陣のおかげです。
最近、解剖実習アカデミーでは、ハワイ大学講師陣の講義にも大変注目しております。
丸1日講義を聞きたいくらい、優れていらっしゃる講師陣です。
10月も実習も決まりました!
解剖実習アカデミー情報を見逃さないでくださいね!
参考写真:ファッシャル・リリース・テクニック
(医道の日本社)