[ スジ子の身体的宇宙空間 8 ]
身体をほぐす仕事をしていると 肩甲骨まわりが重要ポイントの一つです。
ほぐすことは簡単ですが、いかに心地よくほぐせるかがリラクゼーションの醍醐味です。
では
スジ子の砕いた言葉でつづりたいと思います。ゆる~い感じで受け止めてください。
僧帽筋
上部・中部・下部に分類
全体が動くと上方回旋と内転を同時にする
重要な働きとして 三角筋のを働きを助けて肩甲骨を安定させる
イメージ・・・腕を挙げる支持固定、
重いものを持つ動作など、後ろ側から支えている
ちなみに、
からだ屋さんの「プラスストレッチ」のメニューの中に
この僧帽筋を意識して4方向への他動ストレッチ5種がはいっています。
肩甲挙筋
起始:第1~4頚椎横突起
停止:肩甲骨上角、肩甲骨内側縁上部
触診:できない(僧帽筋の下)
左右同時に働く→頚が後ろへ傾く
片方働く→頚が側屈する
ということで
座位の仕事中に無意識に頭がどちらかに傾いているとか
荷物を持ち通勤中、落ちないように肩を少し挙げているとか
傾いている側も反対側も 筋肉の状態に左右さができるので
つらいのですよね。
起始が第1頚椎~第4頚椎で後頭骨にはついていなくても
こりやすい部分ですのでしっかりゆっくり圧をいれていきます。
圧の方向と指の使い方がポイントです。
「プラスストレッチ」の中にも反対側約45°回旋するストレッチが
はいっています。バリエーションであと3種類くらいアレンジで入れる
予定です。
菱形筋 (大菱形筋・小菱形筋)
起始:第7頚椎、第1~第5胸椎棘突起
停止:肩甲骨内側縁
肩関節が外転する時、肩甲骨を内転位に保つ働き。
懸垂でけっこう力を発揮するのです。つまり、ぶら下がった状況から
上に身体を持ち上げた時に働く。ということはぶら下がることでストレッチ
されるということでよくオススメしています。
この筋肉はバンザイの動きもなく、座り仕事だったら
背中が丸くなり板状に凝り固まる