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2013年1月30日更新

運動と健康5回目   解剖実習アカデミーの健康情報

こんにちは、高橋です。

オーバートレーニングの怖いお話が続いております。調べてこれを書いているときにふと思ったのですが、過度に仕事をしていたら身体機能が低下するのもオーバートレーニングと同じような気がしてきました。ほどほど、というのが一番ですかね。

オーバートレーニングの原因としては
・負荷の増大(急激なトレーニング増加、大きい負荷のトレーニングの持続、過密な試合、日常生活や仕事での疲労、ストレス)
・不十分な回復(睡眠や休養不足、食事制限)
・身体機能の低下(風邪、病み上がりの不適切なトレーニング)
などがあげられます。

さて、オーバートレーニングになってしまったときの対処ですが、一定期間の休養やトレーニングの軽減をします。前回お話した症状が軽い場合は薬物投与は必要ありませんが、重症の場合だと必要に応じて睡眠薬や抗うつ剤といった薬物を投与します。こうなってしまうともう病気ですね。
ここで重要なのが回復のためのトレーニングプログラムです。疲労症状がとれたら軽い短時間の運動から始めて、時間をかけて徐々に負荷を上げていきます。もとのレベルまで回復するには軽症なら1~2か月、重症なら3~6か月かかります。

薬物投与までしてしまうと副作用も心配になりますので早い段階で手をうちたいですね。