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2013年1月14日更新

運動と健康3回目   解剖実習アカデミーの健康情報

こんにちは、高橋です。

超回復について説明しましたが、このようなトレーニングと回復のサイクルがくるってしまうと身体の機能が低下するオーバートレーニングになってしまいます。休養もトレーニングのうちですね。

身体機能低下が短期間であれば休養によってもとのレベルまで回復しますが、身体機能低下がある程度持続してしまうと休養してももとのレベルまで復活しません。休養によって疲労は回復されますが、この状態で同じようなトレーニングをしようとすると負荷が過剰になり回復しきれず、また身体機能が低下してオーバートレーニングが長期化してしまいます。オーバートレーニング状態に陥ってしまった場合のトレーニング方法は、低下した身体機能に合わせてトレーニングのレベルを下げれば、徐々にもとのレベルに戻っていきます。

<オーバートレーニングによって出る症状>
瞬発系競技では、疲労しやすい、興奮、動悸、不眠、食欲低下、頭痛、運動後の心拍数の回復が遅いなど様々な症状が出ますが、1~2週間程度で回復するとされています。
持久系競技では、疲労感以外の症状はないのですが回復には数か月と長期間かかるとされています。
※あくまで傾向です。

持久系もそうですが、瞬発系だと怪我のリスクも高まりますのでそのときの身体状態と相談してトレーニングレベルを設定するとよいでしょう。