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2013年1月7日更新

運動と健康2回目   解剖実習アカデミーの健康情報

こんにちは、高橋です。

ジムでもくもくと自分を追い込む人たち、競技でなくとも自分を追い込むのが好きな方いますよね。その方々に向けて、オーバートレーニングについての話題です。今回は超回復の説明。

オーバートレーニング症候群とは、過剰なトレーニングによって競技成績が低下し、簡単には回復しなくなった状態をいいます。これは、一種の慢性疲労です。過度なトレーニングによる疲労と回復のアンバランスによる適応不全によるものです。オーバートレーニングというと簡単に聞こえますが、最近ではオーバートレーニング症候群と呼ばれるようになりました。メンタルが肉体を超える現象です。聞こえはカッコいいですが、練習ができなくなってしまいます。

トレーニングをするとエネルギーの消耗、疲労物質の蓄積や筋組織等の破壊がおこります。トレーニングの後にしっかり休息をとり、栄養を摂取することでエネルギー源が補給され疲労物質が除去されて破壊された細胞の再生がおこります。しっかりと休息、栄養補給ができていればトレーニング前よりも高い水準まで身体機能は回復します。これが超回復というものです。一回で目に見えて身体能力がアップするなんてことはもちろんないのですが、確実に前回の自分とは一つレベルアップしています。