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2015年3月31日更新

内側縦アーチ、つづき

編集長から、写真が多いと意味不明な強制終了を受けてた記事のつづき(多分、編集長、面倒なだけよね。 ぢゃ、何で編集長なのよ(笑) ま、いっか)

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「短母趾屈筋」立方骨と外側楔状骨の底側からまず腱として母趾側へ伸びる。停止部は第1趾の基節骨の中足骨側の端で中足骨に沿うように張っている。中足骨に付着するのではなくあくまでも第1趾を屈曲するのに他の趾よりもそれ相応の大きさとぐらつかない風の筋繊維の流れを感じる。プラス母趾の面に位置し、補強やクッションも兼ね備えている(かも!)。

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「短小趾屈筋」意外と地味。どうみても地味。だけど指圧すると気持ちいい(なんなんだ!)。第5趾の屈曲。
「母趾内転筋」どうしてもタコさんウインナーに見えて仕方ない。目と口を付けたい。
「長足底筋」の内側でこの中央から支える。「お前たちこっちだぞ」なんてね。第2~4中足骨の基部からと第2~5趾の両方から母趾の方へ向かい母趾の基節骨の外側面に付着している。面白いことに筋は起始部があって停止部を引く。ということは母趾をみんなで綱引きしているのかもしれないぞ。
でも、この胴体に対して2本の下肢を持つ。この2本を安定して機能させるのは、外側内側の差のバランスをとる必要がある。特に、外側に開きがちになるのを内側に引き寄せる。

中間層にいきます。
「足底方形筋」出ました!また「方形」です。全身の筋肉の「方形」だけをピックアップしてもなんとなく面白い(私だけ?)。ここも足底の安定感を感じます。踵骨から長趾屈筋腱の後ろの外側縁。要するに腱についているらしいのです。たぶん解剖ではこの密集感と引っ付いた状態をよ~く見ないとわからない。また、長趾屈筋の補助をするらしいのはついている部分でわかります。斜めから入ってきてカーブしていく腱を安定させた角度に後方から支えている。
また「虫様筋」がここにもある。
さなぎみたいだね。「虫様筋」は先程の長趾屈筋腱についている。4本。で、基節骨まで触手・・違う腱を伸ばして屈伸をさせる。この中側に今度は小ぶりな同じ形の虫がいる。
「底側骨間筋」これは3本。「虫様筋」は屈伸を足底面方向から引くが、骨間筋は間に入り込んでいるから触手(しつこい?)・・腱腱腱の3本で内転屈曲をさせる。骨の横からということだ。
甲側からみよう。
同じ骨間筋でも甲の部分となるとまた機能が増して存在している。よ~く見てくれ。4つの骨間の間に潜み、両側の骨に対しての付着だ。先程の「底側骨間筋」は足裏をたたむように小指側からくるんとまるまる(?)動きだった。この甲側は両側を引きながらの外転屈曲。こりゃまた第1と5には付着していない。第2には2つ付着。やや小指側についているので外転屈曲となるのだ。
浅層
「母趾外転筋」母趾の方も小趾の方も短趾も、全てが踵骨に付着している。内側突起から母趾の基節骨の内側へ。もう1本の腱は内側の種子骨へ。これは母趾の太くて短い形体を不自然な意味があるのかないのかわからない動きをさせている張本人かもしれない。種子骨にも付着しているのは大きい負荷と足の重要な無意識の動きを陰からフォローする重要人物・・・・(推理小説の見過ぎ?)(放棄)
「短趾屈筋」踵骨の内側突起から第2~5中節骨へ。足底面に付着して指を屈曲。
「小趾外転筋」踵骨の外側突起から第5基節骨の外側へ。だから外転屈曲。

「足」って、「手」ほどではないが、実は動きとしては細かさも持っているってことを知ったかな~。筋肉ってすばらしいね~(NHK風)。
・・・あぁ面白かった。明日は何にしよう♡

記事担当:講師 富士子

(参考写真:ボディナビゲーション)