『リフレクソロジー』に関して、自分の考えを出してみたいと思います。
一言でいいますと、私はリフレクソロジーを自分の技術としたことで、たくさんの新しい視点ができ、視野が広がりました。
「癒し」としてのリフレは、最高に気持ちよく、リズムの波をたたせます。それは、結果として足が軽くなる、つまり、むくみ・張り・偏り・疲労・老廃物・ほてり・だるさ・重たさ・冷え・力が抜けない・筋肉痛などなどすべてを吹き飛ばす威力があります。
一瞬で足を楽にさせる方法は、技術としてはいくらでもあるでしょう。でも、しっかり、愛情をもって時間と労力をかけるこの技術の価値がここにはあります。これは治療にも活かせるという訳です。
手技を考えても思う以上にキリがなく存在します。そこに棒を使えば、さらに手技やパターンが増えます。
圧レベルは「気持ちいい」を基準に「ちょっといたきもちいい」くらいで充分。その先の「痛さ」を求めるものに関してはノーコメントです。(これは私の守備範囲外ですので。)
「気持ちいい」+「結果」が出る圧は副交感神経を刺激する。温泉も43度を超せば、交感神経を刺激し始めます。リフレも「イタキモ」が境目なのです。
受け手の足のコンディションもしっかり解ります。前脛骨筋か、腓腹筋かヒラメ筋。内側縦アーチか足底筋か。
何がどうなのか・・・。
そのままリリースする事もできます。全身のバランスもみえてくるのです。
そうそう、下腿後面の気持ちよさも知ってます?柔らかくリズミカルに。機械では出せない密着かつ揉みほぐし。なんともいえません。「リフレクソロジーで60分」という最高のメニューで満喫する方たちはその気持ちよさを知っています。マニアックなことに、施術しているこちらも満喫しているのです。
私は、この『リフレクソロジー』の技術に出会ってなかったら、今の自分はいなかったと感じています。
そして解剖することで、確実で正確なアプローチができる。「自信を持つ」って裏打ちされたものがあっての技術力のことです。
記事担当:講師 富士子