お知らせ

解剖生理学

2015年3月10日更新

半月板とは

前回の続きである。 半月板は繊維でできた軟骨である。 解剖実習で膝の中に手をいれ実際に触診した時には、骨とは違った感じはわかる。だが、それが同じクッションでも脊柱の「椎間板」とは違うなんては鋭い感覚は持ち合わせていない。骨とは違うってだけだ。骨らしい骨と軟...

2015年3月9日更新

脛骨プラトー

お米の農家さんが良い米を作ろうとしても一生のうち50回位しかできない。どうしてかって?! あんたもヤボだね~。一年に1回しか米は収穫できないじゃないか。だからその1回1回を丹精込めてつくるんだよ。(じゃぁ・・・失敗できないじゃないか・・。)お前さんも本当のバカ...

2015年3月7日更新

膝蓋骨

なぜ下腿の骨は1本じゃないのか。前腕の骨も1本じゃだめなのか。 膝蓋半月はなぜ「○」じゃなく半月なのか。師匠にも断言は出来ないわがまま子供の「どうして?どうして?」。理由はなんとなくは分かっている。でもそれがなんなんだ!そんなの知らなくたって治療はできるし、...

2015年3月6日更新

支配神経いってみよ~

人間の脳は神経の細胞の集まりです。でも神経細胞以上に多いといわれているのが、「グリア細胞」です(神経細胞の10~50倍)。神経同士をくっつけたり栄養を調整するといわれていましたが本当はもっとすごい機能があるかもしれないと研究(神経細胞と似た働きをしている)され...

2015年3月5日更新

脊柱神経をおさらい

坐骨神経は、膝窩部の上で脛骨神経と総腓骨神経に分岐。総腓骨神経は、腓骨頭の後方から前面に回りこむ。回りこんだら浅枝と深枝に分岐。浅枝は lateral compartment. 深枝はanterior compartment.後部の脛骨神経は posteri...

2015年3月3日更新

坐骨神経に戻る

宿題を無視してまいります。 足の運動神経のルート「坐骨神経ルート」 「坐骨神経は、殿部側の大転子と坐骨の間を抜けて大腿後面を走ります。」 何回かこの文を読んでください。どこを想像しますか。 もちろん、大腿後面を走るという表現は皮下に近いのか、大腿と...

2015年3月1日更新

蝶番関節と滑液包

全てにおいて、先入観というのは、なるべくもたないようにしたい(と思っている)。 なぜなら似たり寄ったりの症状である(笑)。見えないときもある。 確かに、初検は大事ですが、数日の経過観察の中で答えが明確になったとか、という猶予もあっていい。そうやって、納得し...

2015年2月27日更新

膝回りの筋肉がたるたるになると。。。

私は「ヒザ子」でもある。どんだけ体悪いんだ(笑) どうも事務局長の小池です。(すみません、前は編集長でしたよね。By 富士子) これは富士子講師に質問でもあります。 (公を使わず、個人的にメールで相談しろって?) 私は、随分前から左の膝に違和感...

2015年2月26日更新

膝~ 前十字靭帯、後十字靭帯

こんなことがありました。 ホットヨガ、ピラティス、タイ古式マッサージ、アロママッサージなどなど、あらゆるスポーツなどなど、人工栄養素、薬などに至るまで、世の中にある体に良さそうなこと全てに関して注意点は必ずある。自分も含めて安易に考え取り入れがちではあるが、...

2015年2月25日更新

胎盤

ひとやすみコラム 「スーパープレゼンテーション」という番組を知っているだろうか。たくさんの方々のプレゼンが聞ける。 先日のゲストが山中伸哉教授。「ヒトⅰPS細胞」を発見された方である。 研究者にとって大切なのは、研究が50%、研究の内容を伝えることが...

2015年2月24日更新

産後の骨盤

骨盤の後日談。 出産は「小さく産んで大きく育てる」と昔から云われている。 小さい頭部分があの骨盤の出口幅を通るかの問題。自分の体重を増やし過ぎないということは、胎児自体も最適な大きさになることが必要ということだ。 胎児がお腹にいる姿勢は、仙骨は外転状...

2015年2月23日更新

出産から骨盤を考える

身体は、単純ではない。そしてそれを考えるみんなの思考もそれぞれあって。それでいいと私は思う。 解剖実習では、周知の事実でさえ驚かされたりする。 純粋に驚き、脳に刺激を与えようではないか! そして、言葉として口に出すことで、脳内を整理して収納していく。...

2015年2月22日更新

仙腸関節回りの強靭な靭帯

先日、テレビから聞こえる何気ない言葉に耳が止まった。 「自分の持っている知識だけの中で考えることは、視界を狭くする」 うぉ~~!! あなたは誰?! 的確なその言葉は、私の脳を刺激する。 あとどの位、思考を重ねたらいいのだろうか。いつ答えが見えてく...

2015年2月21日更新

仙骨の役目

今回は「仙骨」に注目。 仙骨のなんとも「さなぎ」っぽい変な形は、取り立てて好きではない。「穴が開いているところが好き」なんて子供だったら言い出しそうだ。しかし、今回、仙骨の記事を書いていたら、「そう悪い奴でもない」なんて勝手に思った(バカボン)。 最初...

2015年2月20日更新

大腿四頭筋だよね!

あまりにもメジャーすぎる「大腿四頭筋」 この4兄弟。あまりにもひとつひとつが立派すぎる。立派な太腿はカッコイイ腹筋同様、アピール度は抜群である。(つかんで離さなかったら許してくれ) 「大腿直筋」・「内側広筋」・「外側広筋」・「中間広筋」 腸骨のカ...

2015年2月18日更新

股関節前面をクローズアップ「大腿三角」

年齢によって、生活パターンによって、筋肉の張り・質は全然違う。何もしなければ、それ相応の変化をしながら退行をたどる。また、薬の服用中や糖尿などの持病は、身体の本質を変化させる。病気や特徴は、つかみ具合というか触り具合が全然違うのだ。 さて、この季節の変わり目...

2015年2月16日更新

私の腰の痛みはどこからきているのか。

自分の目で見て、自分で体験したものは貴重である。 「骨盤が痛い」・・・「骨盤が痛い訳はない(笑)」 ・・・・「本当に骨盤の部分か」→「骨盤のどの辺り」→「本当にそこが悪くて痛いのか」→「他が痛くてそこに関連痛を出しているのか」→「最近どうなんだ」→「寝てば...

2015年2月15日更新

二関節筋

昔から「二関節筋」が嫌いだった。理由、機能を覚えるのに面倒だった。「意味わかんない」なんてほざいてた。今でも微妙かもしれない。 先日の半腱様筋の鵞足話で出てきた、ハム。大腿後面の筋は、股関節を伸展して膝関節を屈曲する。サッカーでキャプテン翼がゴールを狙ってボ...

2015年2月14日更新

ハワイ大学で解剖学を教えている先生をご紹介します。

解剖実習の参加の皆様へご紹介したい先生がおります。 ハワイ大学のキネシオロジー&リハビリテーションサイエンス学科で助教授をされている「大庭有希也 先生」が、解剖実習アカデミーのホームページで不定期にコラムを投稿して下さることとなりました。 毎日休みがない位...

2015年2月13日更新

鵞足(がそく)

「鵞足」の話をしよう。 「縫工筋」(大腿神経)、「薄筋」(閉鎖神経)、「半腱様筋」(坐骨神経)の付着部を「鵞足」という。 全く違う支配神経をもち、起始部からの方向性もおもしろい。違う流れできながらも同じ箇所に止まってワンクッションって感じ?!スポーツの動き...

2015年2月12日更新

大腿部も関係してくる股関節

本当にこの細さの中にあれだけの筋肉が収まっている不思議さをよく感じる。 特にスラリとした足は、異星の方かと思うばかり。 反対に、走って駆け回ってばかりいるムスメの太腿はまた、これもこの世の生物とは思えないくらいパンとしていて、押しても引いてもびくともしない...

2015年2月11日更新

靭帯の数の多さには驚く

「股関節」「骨盤」がなかなか終わらない。(がんばろう) 骨盤にはこれまたびっくりするほどの靱帯だらけ。 参考書によりますと 「靱帯」とは・・・骨と骨を関節部分で結びつける。靭帯は関節を強固にし安定させる。平行に繊維が配列する腱とは異なり、靭帯の繊維の配列...

2015年2月8日更新

解剖図の見方は大事

自宅のこたつの上に解剖本がごろごろ置いてあっても!私が本をめくる傍らでご飯を食べているムスメ! いつかは「気持ち悪い?」なんて聞いてみようと思うのだが、あまりにも日常になりすぎて・・・・え~~~もしかしてこの母に興味なしか!・・・そんな気がしてきた。お前は筋...

2015年2月4日更新

股関節外旋するにも梨状筋

「梨状筋」とそのゆかいな仲間たち。 「梨状筋」「上双子筋」「下双子筋」「外閉鎖筋」「内閉鎖筋」「大腿方形筋」。 『股関節外旋六人衆』である。 梨状筋・・・位置として、仙骨の方から大転子の上部に付着している。 (その上から中殿筋の停止部が覆い被さる) ...

2015年2月3日更新

関節に必要な「滑液包の存在」

股関節は痛みやすい。・・・本当はデリケートな部分である。4足歩行が2足になったから、なんて理由は事実だとしても!身体に悪いからといって、4足にもどるわけでもない。ということは、現実を受け止め面倒なストレッチなどはたまにたまにたまにたまに本当に本当にするべきであ...

2015年2月2日更新

「解剖実習に基づいた解剖セミナー」報告

【解剖実習に基づいた解剖セミナー】 昨日2/1は富士子講師のセミナーでした。15人という少人数制のセミナーでしたが、おかげさまで「満員御礼」ございました。 参加下さった皆様本当にありがとうございました。 45分の座学と45分の技術。富士子講師、盛だくさ...

2015年2月1日更新

神経を考察

「筋肉を感じる」ことは基本中の基本。年数の経っていない、もしくは、新しい単語の連発は、混乱を招く。私でさえ、時間がかかったと思う。でも、ぜひ、文献を1冊、読み込んで欲しい。何回も何回も何回も。無駄なんて言葉は脳みそが固まった私には、存在しない。読み込んでいるの...

2015年1月31日更新

股関節が痛いけどどうしよう?

股関節の解剖を伝えることがイマイチ大変な事は昨日お伝えしましたが、また自分に置き換えてみました。 私は左股関節が異常に固い。メンテナンスしていないと股関節の伸展や、ストレッチの股関節回しなんてできない。(どんだけ体悪いんだよ! って感じですが、40過ぎると色...

2015年1月30日更新

股関節とその周辺を解剖

皆さんが知りたい解剖の10位以内に入っているかもしれない「股関節」 これがね~中々難しい。外科的手術の見学をさせてもらっているわけじゃないし、献体の方が亡くなる前に「股関節に怪我がありました。」と書く事はほとんど皆無のような気がするので。もちろん、股関節変形症...

2015年1月29日更新

腎臓を解剖

本日は「腎臓」 先にお伝えしますと、献体のカレンさん(仮名)は副腎が見当たらなかったのです。 以前簡単にお伝えしていますが、腎臓を視て、あるはずの副腎が見当たらない? なぜ?ナゼ?何故? 副腎が両方とも無いのだ。腎臓に寄り添っているはずなのだが、どこ...