トレーナー 富士子ブログ
2015年2月26日更新
膝~ 前十字靭帯、後十字靭帯
こんなことがありました。 ホットヨガ、ピラティス、タイ古式マッサージ、アロママッサージなどなど、あらゆるスポーツなどなど、人工栄養素、薬などに至るまで、世の中にある体に良さそうなこと全てに関して注意点は必ずある。自分も含めて安易に考え取り入れがちではあるが、...
2015年2月25日更新
胎盤
ひとやすみコラム 「スーパープレゼンテーション」という番組を知っているだろうか。たくさんの方々のプレゼンが聞ける。 先日のゲストが山中伸哉教授。「ヒトⅰPS細胞」を発見された方である。 研究者にとって大切なのは、研究が50%、研究の内容を伝えることが...
2015年2月24日更新
産後の骨盤
骨盤の後日談。 出産は「小さく産んで大きく育てる」と昔から云われている。 小さい頭部分があの骨盤の出口幅を通るかの問題。自分の体重を増やし過ぎないということは、胎児自体も最適な大きさになることが必要ということだ。 胎児がお腹にいる姿勢は、仙骨は外転状...
2015年2月23日更新
出産から骨盤を考える
身体は、単純ではない。そしてそれを考えるみんなの思考もそれぞれあって。それでいいと私は思う。 解剖実習では、周知の事実でさえ驚かされたりする。 純粋に驚き、脳に刺激を与えようではないか! そして、言葉として口に出すことで、脳内を整理して収納していく。...
2015年2月22日更新
仙腸関節回りの強靭な靭帯
先日、テレビから聞こえる何気ない言葉に耳が止まった。 「自分の持っている知識だけの中で考えることは、視界を狭くする」 うぉ~~!! あなたは誰?! 的確なその言葉は、私の脳を刺激する。 あとどの位、思考を重ねたらいいのだろうか。いつ答えが見えてく...
2015年2月21日更新
仙骨の役目
今回は「仙骨」に注目。 仙骨のなんとも「さなぎ」っぽい変な形は、取り立てて好きではない。「穴が開いているところが好き」なんて子供だったら言い出しそうだ。しかし、今回、仙骨の記事を書いていたら、「そう悪い奴でもない」なんて勝手に思った(バカボン)。 最初...
2015年2月20日更新
大腿四頭筋だよね!
あまりにもメジャーすぎる「大腿四頭筋」 この4兄弟。あまりにもひとつひとつが立派すぎる。立派な太腿はカッコイイ腹筋同様、アピール度は抜群である。(つかんで離さなかったら許してくれ) 「大腿直筋」・「内側広筋」・「外側広筋」・「中間広筋」 腸骨のカ...
2015年2月18日更新
股関節前面をクローズアップ「大腿三角」
年齢によって、生活パターンによって、筋肉の張り・質は全然違う。何もしなければ、それ相応の変化をしながら退行をたどる。また、薬の服用中や糖尿などの持病は、身体の本質を変化させる。病気や特徴は、つかみ具合というか触り具合が全然違うのだ。 さて、この季節の変わり目...
2015年2月16日更新
私の腰の痛みはどこからきているのか。
自分の目で見て、自分で体験したものは貴重である。 「骨盤が痛い」・・・「骨盤が痛い訳はない(笑)」 ・・・・「本当に骨盤の部分か」→「骨盤のどの辺り」→「本当にそこが悪くて痛いのか」→「他が痛くてそこに関連痛を出しているのか」→「最近どうなんだ」→「寝てば...
2015年2月15日更新
二関節筋
昔から「二関節筋」が嫌いだった。理由、機能を覚えるのに面倒だった。「意味わかんない」なんてほざいてた。今でも微妙かもしれない。 先日の半腱様筋の鵞足話で出てきた、ハム。大腿後面の筋は、股関節を伸展して膝関節を屈曲する。サッカーでキャプテン翼がゴールを狙ってボ...
2015年2月13日更新
鵞足(がそく)
「鵞足」の話をしよう。 「縫工筋」(大腿神経)、「薄筋」(閉鎖神経)、「半腱様筋」(坐骨神経)の付着部を「鵞足」という。 全く違う支配神経をもち、起始部からの方向性もおもしろい。違う流れできながらも同じ箇所に止まってワンクッションって感じ?!スポーツの動き...
2015年2月12日更新
大腿部も関係してくる股関節
本当にこの細さの中にあれだけの筋肉が収まっている不思議さをよく感じる。 特にスラリとした足は、異星の方かと思うばかり。 反対に、走って駆け回ってばかりいるムスメの太腿はまた、これもこの世の生物とは思えないくらいパンとしていて、押しても引いてもびくともしない...
2015年2月11日更新
靭帯の数の多さには驚く
「股関節」「骨盤」がなかなか終わらない。(がんばろう) 骨盤にはこれまたびっくりするほどの靱帯だらけ。 参考書によりますと 「靱帯」とは・・・骨と骨を関節部分で結びつける。靭帯は関節を強固にし安定させる。平行に繊維が配列する腱とは異なり、靭帯の繊維の配列...
2015年2月8日更新
解剖図の見方は大事
自宅のこたつの上に解剖本がごろごろ置いてあっても!私が本をめくる傍らでご飯を食べているムスメ! いつかは「気持ち悪い?」なんて聞いてみようと思うのだが、あまりにも日常になりすぎて・・・・え~~~もしかしてこの母に興味なしか!・・・そんな気がしてきた。お前は筋...
2015年2月4日更新
股関節外旋するにも梨状筋
「梨状筋」とそのゆかいな仲間たち。 「梨状筋」「上双子筋」「下双子筋」「外閉鎖筋」「内閉鎖筋」「大腿方形筋」。 『股関節外旋六人衆』である。 梨状筋・・・位置として、仙骨の方から大転子の上部に付着している。 (その上から中殿筋の停止部が覆い被さる) ...
2015年2月3日更新
関節に必要な「滑液包の存在」
股関節は痛みやすい。・・・本当はデリケートな部分である。4足歩行が2足になったから、なんて理由は事実だとしても!身体に悪いからといって、4足にもどるわけでもない。ということは、現実を受け止め面倒なストレッチなどはたまにたまにたまにたまに本当に本当にするべきであ...
2015年2月1日更新
神経を考察
「筋肉を感じる」ことは基本中の基本。年数の経っていない、もしくは、新しい単語の連発は、混乱を招く。私でさえ、時間がかかったと思う。でも、ぜひ、文献を1冊、読み込んで欲しい。何回も何回も何回も。無駄なんて言葉は脳みそが固まった私には、存在しない。読み込んでいるの...
2015年1月31日更新
股関節が痛いけどどうしよう?
股関節の解剖を伝えることがイマイチ大変な事は昨日お伝えしましたが、また自分に置き換えてみました。 私は左股関節が異常に固い。メンテナンスしていないと股関節の伸展や、ストレッチの股関節回しなんてできない。(どんだけ体悪いんだよ! って感じですが、40過ぎると色...
2015年1月30日更新
股関節とその周辺を解剖
皆さんが知りたい解剖の10位以内に入っているかもしれない「股関節」 これがね~中々難しい。外科的手術の見学をさせてもらっているわけじゃないし、献体の方が亡くなる前に「股関節に怪我がありました。」と書く事はほとんど皆無のような気がするので。もちろん、股関節変形症...
2015年1月27日更新
解剖~心臓と血管
昨日は、心臓の解剖実習報告をさせていただきました。 動脈は、大半が身体の深い部分を走行しています。しかし、何か所かは表皮近くを通過。よく知られているのが頸動脈と手首の脈をとる橈骨動脈。橈骨動脈での脈動は東洋医学では大事な診断基準、つまり身体の調子を知るポイン...
2015年1月26日更新
心臓を解剖
本日は先に少し2月1日に行われるセミナーの内容のご案内です。 今回は、店舗での開催。テーピングを使いながら、相棒のアラシ君の骨格を借りての90分です。 時間の関係上、「肩甲骨まわりから上肢」限定。 献体はございませんが、本では学べない立体感を伝えるの...
2015年1月23日更新
まだまだ続くよ、腹部解剖
腹部の筋膜について ここ最近マイブームのように「腹直筋!腹直筋!」と連呼しているが、書き忘れたことがある。前回、腹筋膜の折り返しが鼡径靭帯とお伝えしたが、筋膜には続きがあるのだ。 層で少し考えよう。お腹の横側は外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋の3層、それがそれぞ...
2015年1月22日更新
腹直筋つづき
昨日、失敗した。失敗というか、ほどよくほぐすことで充分な全身筋肉を「しっかり」ほぐしてしまった。 東洋医学の心得があるはずなのに、情けない。疲労の蓄積は、段階を得た方がいいのに・・・。(ううう~) 男性で筋肉が全身しっかりある。しっかりあるというか、脊柱起...
2015年1月21日更新
腹直筋を解剖しましょう
本日は、「腹直筋」解剖します。 解剖をしていての疑問や発見で「すごいな~」というこの感動は、小さな部分でさえ知識をひっくり返す威力がある。記憶を改めるものばかりです。長年の先入観でできた偶像が、目の前に答えを見せられ揺るげられない瞬間である。そこから、ど...
2015年1月18日更新
前腕~肘
前腕の筋からいこう。 「腕橈骨筋」・・・起始・上腕骨外側上顆稜近位3分の2 停止・橈骨茎状突起 橈骨神経C5,C6 前腕の一番外側で母指を天井側にする。天井側からの抵抗に対して力をいれると盛り上がる。 以外と私の腕橈骨筋がすたれて...
2015年1月17日更新
大好き♡前腕
今日は「前腕」だけど、肘は次回。 手のひらを上手にほぐすことは、プロじゃなくても充分に満足度がでる。それはなぜか? 私の答え「手は何をされても気持ちいいから」。 答えともいえない単純いい加減な無責任言葉である。でも、本当にそうなのだ。握っても、揉みでも、...
2015年1月15日更新
筋肉の修復
脳は出力依存型と云われています。プログラムした学習を出力した時に初めて「学習した」ということになります。 そういえば、夜間に試験勉強などをする。その日、寝ることで脳が情報の整理をする。で、朝にもう一度再学習しておけば完璧といわれていますね。「出す」!「出す」...
2015年1月12日更新
むくみ
筋肉を触っていると、たくさんのタイプがある事に気づきます。特定の医療の現場では限られた年齢層だったりしますが、そこに元気な幅広い層が加わり、筋肉の質について思考がどんどん働きます。特に、好奇心丸出しの質問にも、皆さん快く(?)答えてくださり、一緒に分析すること...
2015年1月8日更新
寝違え。第2弾!!
昨日、富士子講師がアップしたブログ「寝違え」の内容紹介を書くにあたり、facebookで私(小池)の事例をだしたところ、思わぬ反響で3件問い合わせがありましたので、「どんな状況で何をしでかしたのか」という事をシェアします。 先にお伝えしますが、リラクゼーショ...
2015年1月5日更新
解剖実習で視た筋肉と、クライアントの筋肉との違い
両肩をぎゅっとつかみ、軽く持ち上げた感じがうまくできれば最初にお客様の心を掴めると、スタッフ達には豪語してきた。解剖実習での実際を考察してみた結果、「僧帽筋をつかんで」というこの表現は間違いだと気付く。(イメージはあっている)「あの掴んだ全部が僧帽筋ではない。...