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2015年3月17日更新

足の浮腫みを甘く見てはいけない。

EXPOの時に「肩甲骨」の簡単なほぐす方法を来場者の方に発表しましたが、さすが先生達です。実際の施術に使用しての反響をもう頂いていますね。筋トレは筋肉をつくるだけのものではありません。筋肉をほぐす動きでもあるのです。筋肉ないのに筋トレ好きな私は、筋トレのミシミシが大好きで、その動きを取り入れました。大事な子供を授けたようで大満足です。やって感じる、されていて感じる感覚を掴むことで効果が全然違います。「ゆっくり筋肉を感じる」がポイントです。Thanks.

今日はボルダリングではありませんが「足部の内側面ルート」をたどりたい気になっています。たどりたい気はマンマンですが、足には女性の敵(最近は男性の敵にもなっている)がいるのです。「脂肪」と「むくみ」です。
まずは、おおまかな「脂肪」。「脂肪」たちは全身の領地を増やそうと隙あらば狙っているヤツ。時には内臓を覆い隠し中にも浸透しています。神経・血管などの外側にも絡みつき自由を無くし血管の中では血管壁につき流れを滞らせ大事故まで起こします。悪者ではありませんが、やはりできればいらない。いらないと言っても「燃焼」以外の消し去る方法はなく、脂肪をツブして分裂して人数増やしても消えるものではないのです。不思議なことに、両手でツブしても分裂するだけで、油の滴りは少々あっても液体にならない。もし、液体になったとしても腸の外側の団体様。すぐさま排便、排尿へとは動かない。燃焼の焼却炉の筋肉がなければ、筋肉をつくることをしないといけない。(だからといって、昨夜のポテトチップスを罪悪感もなく消費。あぁ、あたしって・・・アホ。)
もちろん領域の少ない足部も激しい争いが日々の増減を繰り返しているのです。足部では「脂肪」と「むくみといわれる体液(水分)」が大きく領域を争っています。(本当の敵は重力でしょうか)その2つの割合や総合した重量によって、私達の手に伝わる外側からの触感が全く変わります。ヒフを広げてまでも入り込んでいるその中の「脂肪」について少し話します。
下腿は強靭(たぶん)なストッキング状の筋膜で覆われています。その筋膜を押し広げるように溜まっていくのです。ルート上、足首から下は水分の往来が活発です。
足の裏側には4層、もしくは3層(文献によって違う)と云われている筋肉の層があります。その隙間すきまに脂肪があります。足底とその外側周囲にはびこるその大群は靴によってせばまった空間に入れられムンク状態になったり、足裏で踏まれ踏まれてモミクチャになって形状が変わった「白く乳化した脂肪」が存在しています。それは、まるで中途半端に包丁の背で叩かれツブが多少残ったご飯のようです。
表皮近くの心臓に戻りたいという血液たち。そうそうそれらは重力に負けがちで筋肉の押し出しから少しずつ漏れたのでしょうか、彼らは(彼?)もどるにもどれない状況なので横道・脇道・回り道を作ります(・・・世の旦那達が真っ直ぐ帰宅しないのと一緒ですか)。それが静脈瘤や静脈瘤の子供であったりするのです。そして本来は目に見えるほどではない毛細血管が太くなって表皮より透けて滝なだれのように見えたり(内側に多いかも)。ちょっと太めの血管たちは本来、筋肉のクッションと表皮の掛け毛布でポニョ状態のはずなのに!筋肉固めの人は筋肉のパリンと張ったクッションで持ち上げられて沈まずにいる。とうとう表皮の掛け毛布をしているにもかかわらず、表皮に樹状のような姿あらわになってしまう(きゃー恥ずかしい)。
複数人数での違いを見て欲しい。特に私は「リフレクソロジー」という施術のときにはガン見しています(マジ近い)。スタッフに「食べないでください」と言われましたが、食べません。穴があくほど見てますが(たぶん大丈夫)。
今日のテーマは足の骨格なのに・・・またやっちまった・・・・反省
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記事担当:講師 富士子
(参考写真:ボディナビゲーション)