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2015年2月27日更新

膝回りの筋肉がたるたるになると。。。

私は「ヒザ子」でもある。どんだけ体悪いんだ(笑)

どうも事務局長の小池です。(すみません、前は編集長でしたよね。By
富士子)
これは富士子講師に質問でもあります。 (公を使わず、個人的にメールで相談しろって?)

私は、随分前から左の膝に違和感があり、いつもカクンカクンしていた。
そして左の股関節は開きが悪い。この辺りは「股関節」絡みの記事でお伝えしている事ですが、今日はその膝との関係性について聞いてみよう~
・膝に違和感がある時って、なんで股関節が痛いの?
・もれなく仙腸関節辺りに違和感がある。

本題! 実は今「右の膝」がカクンカクンしています。股関節と右側仙腸関節には違和感なし。ぶつけた覚えも無し。 年か??? 

さぁ、こんなザックリな症状で質問になっているのかいないのか、富士子講師に投げてみよう~
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富士子です。
少し事務局長は、放置しましょう。
膝のテーマ日に「股関節!」「仙腸関節!」ってうるさいです。
「ハイハイ、事務長、湿布を貼って寝てください!」

「膝関節」って何なんだ?!と思っていた。
なぜなら、あんなに酷使する関節が「可動域は広いわりには単純な蝶番関節」。言い換えれば、「単純だからこそ、可動域を広く持てる」・・・。んんんん。
日本の生活様式が変化したとはいえ、正座をする、床に座る、床から立ち上がる、しゃがみこみながらの作業などがまだまだ多い。
実際、この日本のよくある動作は2つの長いテコの支点にかかる負担が意外と大きい。障害も受けやすい。問題なのは、「回数」なのだ。何回負荷をかけるかで消耗頻度が明確になる。
しかし、面白いことに、全身の中でも関節周りが薄い(?)ので「触診しやすい関節」である。触診しやすいということは、「診断もしやすい」ということである。

今日は「筋肉」から膝をみていこう!簡単にいきます。
前面・・・大腿四頭筋
外側・・・大腿筋膜張筋(横)と大腿二頭筋(後面の外側)からうけたバランスを腓骨頭で受けて長腓骨筋へ。(腓骨頭を境に上下に強固。)
内側・・・縫工筋・薄筋・半膜様筋が揃って鵞足部へ。半腱様筋。
後面・・・腓腹筋。足底筋。膝窩筋。
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ほとんどが前面と内側の筋力低下が目立ちます。
構造上での負荷の偏りもありますが、筋肉は本来、少し頑張らないと強くならないものです。放置すればそれなりに、筋肉組織は細くなり、パワーの減少に直結します。
時あればお伝えする筋トレは、この膝関節をも強くします。筋肉が強くなれば、軟骨への攻撃も減少するし全体が活性化されますしバランスもとれてきます。

ちょっとお待ちください・・・。
(「事務局長! 事務局長の膝の筋肉は、たるたるじゃないですよね(横目)!」)
tarutaru
(いや、たるたるです。。。。。)

続きます。
昨年こんなことがありました。かよわいかよわき私の左膝が「過伸展」状態になりかかりました。「これか!」と思いながら「いい体験だった」と吹聴しています(自爆笑)。
結果、筋力の落ちている蝶番関節は、ぐらつきが大きいし、機能性が落ちます。実際は、その二次被害が一生に響くかもしれない原因にもなりやすいほど怖いことなのです。

例えば、(事務局長のように)大腿四頭筋、内転筋の筋力が落ちてきているとすれば・・・
言い換える。大体が大腿四頭筋の筋・力・不・足が世の中多い!!なんてこった!
まず、立位での自分の膝のシワ具合をみてください。ふともも筋が膝に落ちてきていませんか。遊んでいるわけではありませんが、クレヨンしんちゃんの好きなふともも筋を両掌でガバッと抑え、股関節の方に持ち上げてみて下さい。簡単に動きますか、あまり動かないでしょうか。
(・・・・・事務局長・・泣・・・)
それとも、大腿四頭筋が丸太状態でのパンパンでしょうか。
10代なら、運動パンパン系。ダンスも好きなようですね。
なかなか(やっかい)で、若さゆえのムチムチは、簡単に緩まない。ほぐし方法次第で「くすぐったい」と大笑い。別の意味で手怖い相手です。スポーツマッサージの要領で、「揺らす」「散らす」「すり上げる」「ストレッチしながら」などの技術で対抗してください。
20代のたまにスポーツしてパンパン系。
ストレッチや運動後のケア不足。筋肉痛を伴いながらも痛くないようにほぐしてあげましょう。普段の肩コリや腰の痛みもどこへやらの感じですが、無理をしているとすれば、筋力不足でどこかを改めて痛めているかもしれません。
20代以上の普段からハイヒールなどの高さのある靴により伸び縮みしないで固くなった大腿四頭筋と内転筋の判別がしやすいカチカチ系。
股関節部分から固いはず。これをほぐすには根性が必要です。10代の運動パンパン系とは違ったこの固さは強い刺激を求めます。・・・がんばってください。
男性陣の膝の弱さは、若い時のスポーツの障害具合の影響が大きいようです。障害がひどければ、全身筋肉だらけの男性の体重を支えるのは辛くなりやすい。職業選択にも響くかもしれません。しかし、面白いことに男性の筋肉は測り知れないくらいの未来性をもっています。病気をもっていたり、薬の影響がなければ、何歳になっても筋肉は鍛えられます。
男性っていいですね。

膝関節に筋肉があればいいとしよう。
立位で膝蓋骨がきれいに見えていればいい。
もうひとつ、左右差がなければいい。

何歳になっても どこへでも出かけたい!

あれ?事務局長、放置しっぱなしにしてる?(笑)

記事担当:講師 富士子
     小池

(参考写真:ボディナビゲーション)