受講生の声

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2017年4月3日更新

解剖実習後の治療の変化「リンパの流れているゾーンに対してのアプローチの仕方が断然変わりました」

エステティシャン 梅村恵さん

私は現在、治療院で自費治療の美容部門を任されております。
解剖実習に参加して、実際の施術にどのような変化があったかお話します。
当院は「治療」と「美容」、両方のラインで「インディバ・アクティブ」を取り入れております。
解剖実習を経験した事で、施術と器械の使い分けをした方が良いと感じました。
【脂肪について】
例えば痩身。オールハンドで施術出来れば本望ですが、実際に人間の脂肪の付き方を目の当たりにした解剖実習では、「手」だけでは無理だという事を痛感しました。
(個人差はあると思いますが)
痩身効果を期待するお客様に対して、より早く脂肪燃焼を促すには、器械の提案が必要に思います。
手だけで脂肪を分解していくのは、実際には難しいと感じました。
それは、解剖実習で実際に脂肪の付き方を視たからです。
脂肪にも色々あり驚きました。
・組織から液体として出てくるのか?少量のオイル状の脂肪
・トウモロコシの粒のような塊の脂肪(これは潰れもしなければ動きもしないと思います)
・ニットの網目の様に連なっている脂肪(手で引っ張って、切れるわけでも剥がれるわけでもないです)
・皮膚と筋肉の間にある、ガムの様に弾力性のある脂肪。。。(これも潰れないし、動かないです)

【リンパについて】
繊細である「リンパの流れているゾーンに対してのアプローチの仕方が断然変わりました」
理由は、実際に解剖を行っていくと、リンパ管は視えないからです。
(運が良ければリンパ節の一部は視られます)
腐敗処理してあるご献体ですから、生きている人間とは違います。
しかし視えないとなれば、生きている人間へのアプローチは細心の注意をして施術をしないといけません。

解剖自主に参加した事は、今後の美容や痩身に対しての考え方が大きく変わった貴重な体験でした。

また是非参加したいと思います。
ありがとうございました。

みゆき接骨院
施術アシスタント 梅村恵
https://www.miyuki-indiba.com/