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2015年1月23日更新

まだまだ続くよ、腹部解剖


腹部の筋膜について
ここ最近マイブームのように「腹直筋!腹直筋!」と連呼しているが、書き忘れたことがある。前回、腹筋膜の折り返しが鼡径靭帯とお伝えしたが、筋膜には続きがあるのだ。
層で少し考えよう。お腹の横側は外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋の3層、それがそれぞれの筋膜でおおわれて前側端で硬めの筋膜で袋とじされ隣に続いている前面腹直筋鞘へ。腹直筋は上下にさやに入った形で胸骨から恥骨まで(このアバウトさがいけない)。一度、前面ではその重なり具合を想像していくよ。腹部前面は腹直筋のみ。横が三層、前が一層。これが筋膜層からみると面白い。

オチを最初に出そう。

筋膜からの視点でみる事実。
恥骨部分で腹直筋の筋膜は、最も深層になる。(ん?)
さらに、骨盤底筋と連結する。(んんん?)
言ってみちゃえば、上の部分から外腹斜筋の膜で覆われていて、実は前面というか(お前待てよ、お前だけ目立つなと)深層側に抑えられている。(?)
身体って、「個々の作用が全体に伝える」ことができるのは筋肉の方向とか重なり具合、「てこの原理」もあるし、うまくできている。
この腹直筋が最下層になり骨盤底筋群とつながっているって、鍛えるうえでは重要だと思うの。(急に女の子になった・・)例えば、産前産後、老後の筋肉問題にも。
以前「小後頭直筋」が脳の内部の「硬膜」につながっているという情報あったでしょ。そこを柔らかくほぐすと、脳もいい反応がでるよって。それと一緒(言い過ぎ?)。遠隔操作なのですよ(完璧,言い過ぎ)。
腹直筋の起始が「第5~7肋骨の軟骨、剣状突起」(意外と肋骨に入り込んでいるのも驚きでしょ)
第5、6肋骨付近では表層にある腹直筋がそこからさやにどぼっと入った辺りにはもう外腹斜筋膜におおわれている。

反省その1!・・・・・・解剖実習で剣状突起からメスを入れていて切っちゃったんだよね、無意識の私。落ち込むでしょ。筋肉しか頭に入っていなくて、筋膜の層までの余裕がなかったのか!(ふ~落ち込む)
下腹部で深層になって骨盤底筋との端をみていない(これでは、アニマル浜口さん2世といわれるうちのうるさい親父のお小言「いつも最後の絞めが足りない」といわれても反論できない。ムスメに「どんまい!」といわれても笑いがでない。自分で置いたバナナですべって転んでも怒れない)

落ち込んでいるヒマはない。また、次回の解剖実習での宿題が増えた。

記事担当:講師 富士子

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(参考文献:ぜんぶわかる人体解剖図)