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2015年9月11日更新

膝窩筋


膝窩筋

1つの言葉だったり筋肉だったり、1つのキッカケを自分なりに受け取って考察するのが私のクセである。感じたらその先の展開が生まれるような気がする。実に変態な、いや変であり面倒なクセなのだ。
そういえば9/7付けの読売新聞の『編集手帳』というコーナーに「成功しない人があるとすれば、それは努力と思考を怠るからである」と書いてあった。「成功」かどうかは 別として、「考える」ことを「とことんする」か「しないか」の差は確かに大きい。(「とことん」って文字にすると変だ(苦笑))。そうだそうなんだ!考える事は良いってことだ!
「考える」といえば、その「考える」キッカケワードを皆さんはお持ちだろうか。
いろいろな方向から 考えて考えて考える。これって無駄な時間と考える方も確かにいらっしゃる。確かにパターンマニュアルができていて治療するのも慣れた感じで容易である。でもたま~に、積み重ねた中に1つでも疑問が生まれたのなら、個々に考察し、他人に問いかけ、確認作業に入ることをオススメする。たま~に(面倒がる(?))ことに負けず その先に進んでみる。そんなこだわって理屈的に見えるかもしれない。それでも前進しようとする人間は、見ていてもうれしくなる。
私達の世界では 常に知識を重ねることが やはり大事であり、無駄な勉強はないとおばちゃんは思いますよ。その刺激が大なり小なりに自分の「資源」となり 着実に「技術」までをも向上させ力を「発揮」、そして周囲に「還元」する。
もしかしたらその考察や行動で、またひらめいて思いつく。確かに西洋医学は常に前進している。治療の思考試行は、次々と変化する経過を追いながらも年々と展開し続いているものだ。

私の考察ワードを1つ紹介しよう。それは「膝窩筋」(ちょっとマニアック)。
筋肉1つ1つが私の考察ワードそのものである。その中でも結構上位である。
長年の愛着とよくへそを曲げる(すぐ調子を悪くする)「膝窩筋」は、大好きなのだ。「膝」は、治療がやりにくい関節ではないことが最大の利点。
さて、その「膝」の調子が悪い時。膝の周囲の筋肉や靭帯は、いくつかの「調子悪いぞパーセンテージ」をもった関わり合う。そんな箇所がいくつも存在する。治療では、その膝バランスの中で最大に落ち込んだ部分をまずは見つける。それはそれで大事だがまず今回の話題としては無しとしよう。今回のお題は「膝窩筋」である。
「膝窩筋」の膝での頑張っている役割というか お仕事具合が本当に好きなのである。可動域の広いし、機能が完全に細かく解明されてはいないが、「膝窩筋」は頑張っている気がする(爆笑)。つかまり立ちが出来た時から、その役割は重要である。そんな頑張り過ぎる「膝窩筋」。調子が悪ければ最終的に訴えてもくるが、よく声なき声をあげてパンパンの時が多い。人間に届くのは「違和感」。そんな時は、優しくもしっかりほぐしに取りかかる。「膝窩筋」は、腱の一部が膝内の外側半月板に付着している。治療上でも、これを意識するし解剖学的にも大切だと考える。人間ってすごい。膝ってすごい。各パートがあり、大なり小なりのバランスで機能している。

そういえば、最初の読売新聞の記事。SF作家の星新一さんの父で製薬会社を起こした一氏。大正時代に米国で発明王のエジソンに会って、そのエジソンからの言葉だったという。言葉の重さもケタ違いだが、お会いしたことがあるという事実の凄さはハンパない。

記事担当:講師 富士子
(参考写真: