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2014年9月25日更新

自分たちでメスを持つ解剖実習

私たちは、自分たちでメスを持ち解剖します。
献体してくださった方のまっさらな体を解剖させて頂くのです。
先ずは皮膚を切開し、脂肪除去をしてから筋膜に辿り着く。
これだけでもその人の食生活までもが見えてきそうです。
全て私たちが全員で協力しあい行います。

脂肪は、まるでスクランブルエッグのようなキレイな黄色をしています。
どこにどんな風に脂肪がつくのか?
内臓脂肪とはいったいどうなっているのか?
◆例えば肝脂肪とは、肝臓をパンに例えるとパンの中にチーズが練りこまれたようになっています。「この脂肪、どうしたら燃焼するのか?食生活か?運動か?はたまた禁酒か?」
色々な事を考えます。

◆筋膜に守られている筋肉は本当にキレイな筋繊維で、いくつもの筋肉が各方向から折り重なっている。
上腕、前腕はもはや芸術です。
あぁこれが三角筋。
キレイすぎます。そんな風に感じるのです。

◆更にはやっぱり筋肉の心配。
「生きている人間が筋肉の断裂をしたら、そりゃ大変だよね、、、」とか。
「筋肉の集合体の仕事って? 上手い事私たちの体を動かしてくれてるよね」とか
解剖の本で見たけれど、実際はこういう風に重なって表層筋から深層筋に辿り着くのか!
この筋肉へのアプローチの仕方は変わってくるな。とか。

◆五十肩って何よ?
肩関節キレイだわ~

◆大動脈、大静脈は本当に太い。
まるで太いホースです。

例を出したらキリがないほど、学ぶ事だらけです。

解剖実習アカデミーは、、現地でも出来得る限りサポートをしてゆきます。
楽しみにしていて下さい。

まだ間に合います