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2015年6月28日更新

後脛骨動脈


全身どこをとっても興味を引かない部分はない。今回は下腿の血管。下腿にケガがあるわけではないが、足のむくみと重だるさは日々感じるものである。血液は流れているはずなのにストックも日々している。最悪じゃ。私の仕事でも「本当はもっと足が細いのよ」なんてお客様と大笑いしながらケアした後の足の柔らかさと軽さを感じると「やった~!」って2人で喜びあう。こんな短時間での改善が可能だが、溜まるのも早いってことだな。

脊髄の真っ白でキレイな神経の束に感動したように、下腿の「後脛骨動脈」に絡みつく静脈はマジマジみつめてしまう感動レベルである。「にらみつけないでください。近寄り過ぎ!」って血管に言われてしまう程に見て触った。「はい、すみません(笑)」
脊髄の白い感じとはちょっと違うが白っぽい血管に色の黒いタコ糸より細い血管がまとわりついている!献体では血液がほとんど抜いてある状態だし、液体に浸かっているので血管自体は実際より硬めで柔軟性の少ない。マカロニの少々固めな感じのこの動脈の周囲にまとわりつくようなこの静脈。糸ミミズのようなその血管にしがみつくその姿についつい「・・・これが私の敵なのか・・・糸ミミズ・・・」とつぶやいてしまう。もっとがっつり太目かと思ったこの部分の静脈。なんのカギを握っているのだろう。ここにスイッチがあるのか?相手は糸ミミズだ。足首動かしてポンプ作用刺激して瞬時にやわやわにさせるその威力がこれにある?・・・・糸ミミズ~~~~!日本のあふれた情報で、私は思い込まされてどうとらえている?!・・あとで調べよう。
見えているこの下腿の血管の状態が「下腿血管の1つの特徴」だという。全身の他の静脈は、この状態で絡みつかないというのだ。ここまで密着することで、動脈の温かい温度と拍動の振動などで恩恵を受けることで人間の機能の効率も上げている。(それは同意する)
さらっと下腿をみてみよう。
下腿後面の筋肉に揉まれ揉まれてなんぼの下腿の血管。計算されているその下腿の構造は揉まれるに好都合な環境をもつ。

下腿の「コンパートメント」は非常に理解しやすい構造をしている。前面脛骨脇が「anterior」。前面外側腓骨脇は「lateral」。後面が「posterior」。順番があるわけではないが、筋肉の機能を発揮するためのコンパートメント構造。2本の長い骨とその間の骨間膜。いい感じで壁にもなっている。筋肉に圧がかかり、狭い空間での複数の圧でさらにパワーアップで力を発揮させる。マジ凄いぜ!
このコンパートメント。普段は、タダでさえ重力の狭間でいらないむくみがわずかな隙間をもうめるぎゅーぎゅー折り返し待ち状態。動きの少ない日常の環境は、下腿としては苦手でございます。最近は、男性でさえもむくんでしまう程です。

こんな実験があった。
目的は、むくみ解消。つま先立ち運動でどれだけ変化するか。期間は、一週間。負荷を増やす為に、筋肉には「ねじり」を加えました。つまり、立位で両足を内旋状態(内また)と外旋(がに股)(バレリーナ風)の2種類。1日、2~3回。仕事上の隙間に実行するので、回数定めず無理せず。ふくろはぎの一番太い部分の周径でチェック。・・・ちゃんと結果はでましたよ。やればやっただけ結果はでますね。でも無理しないでいいよというのが私流。ただ問題は続けること。でも思い出した時にやれる動きを知っているだけ充分だと思うけど。
そうそう、面白いのは下腿を揉むときに「空気をぬく」ように両手を使って包むのもいい感じですよ。

keikotu

記事担当:講師 富士子
(参考写真:ぜんぶわかる人体解剖図)