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2015年6月10日更新

胸鎖乳突筋と僧帽筋、筋膜の役目。


身体の筋肉がどんなに素晴らしく機能的なものかは、知れば知るほどたまらなくなる(変人だ?変人と変態は違うから!)。ここで断言する。私やっとわかった。「ハマる」という事が!
車やバイクのメカにはまっている人なんて理解できなかったけど(爆笑)、今なら理解できる。ひとつひとつ部品が素晴らしいものなんだね。どんなものだってそうだ、知れば知るほど魅力が見えてくるのです、きっと。・・・・でも解剖って言えない(笑)。怖いでしょ。

最近早朝から、海外のサッカーの試合をテレビで観て燃えました(爆笑)。他の人と見方はちょっと違うかな。「筋肉のなせることはこんなに凄いんだ」なんて。鎧のように鍛え上げられた筋肉をもつ彼らはエリート中のエリート。恵まれた筋肉の影には、努力がない訳がない。本当に素晴らしい(筋肉フェチでもないですよ)。

今日のテーマ。「胸鎖乳突筋」と「僧帽筋」の分岐について解剖実習で の話題にもなった。だから、整理してみよう。脳神経が支配していることに関しては 訳の分からない文献がまだ読み終わらず 私の中での事実を探っている段階。でもどう形が変化してそうなったかはもうみんな 知っていると思う。
私達が母のお腹に発生してからグングン変化していく。(やはり医学ってすごくてお腹にいてもどんな変化を遂げているかがわかってきている)

「胸鎖乳突筋」と「僧帽筋」は同じ筋膜に包まれている。
これは、周知の事実。支配神経は脳神経の副神経。イレギュラーといって全員が全員そうであるとは完全に言えないことがあるものの「同じ筋膜に包まれているものは同じ支配神経」であることが多い。この「胸鎖乳突筋」と「僧帽筋」は「胚」として発生してどんどん成長している時点で同じ筋肉だった。私は「視ていなくても複数の文献に書かれている」ってことは「そうなんだ~」って思っていいことだと考えます。同じ筋肉として発生して、で!鎖骨がにょきにょき発達していくにしたがって筋が分かれていった。そしてその分離していくには意味がある。その1つがそこから「頭板状筋」「肩甲挙筋」「後斜角筋」「中斜角筋」「前斜角筋」そして腕の方へむかう神経の束、「腕神経叢」も顔をのぞかせている。構造的にも支えとして重要だし機能性も深い。

さて、この2つの筋肉は1つが2つになったもの。鎖骨の中3分の1の部分で分けられている。下方の鎖骨に付着している部分は2つの筋間の距離はあるが、上方部分では後頭側面での距離は近い・・というか筋膜はつながっている。
解剖実習では、筋肉をきれいに確認したくて筋肉に密着した筋膜をはがしてしまう。でも、本来はこの「筋膜」がとても重要。
それが分かっていても筋膜だけにスポットをあてて実習することは出来ない。でも、筋膜を感じることはできる。筋肉がパワーを発揮するためには「筋膜の線維の走行」や「筋膜の分厚さ」がとても重要で これは教科書には載っていない。スポーツトレーナーや治療家にとって「筋膜」それを知ることがどんなに当たり前に必須か。・・・・本物になりえていない私は、未来ある皆さんにその辺は心から訴えたい。自分に何が必要か、どんなに身体が素晴らしいか考えて欲しい。

kyousa

記事担当:講師 富士子
(写真:ボディーナビゲーション)