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2015年3月18日更新

「踵骨」つづきと「滑車」


さて「腓骨が男性だったら」の続き(笑)

「踵骨」のドームの後ろ3分の1が後方へ突き出しアキレス腱がそこに付着している。アキレス腱と骨の距離が少し保たれる状態(重心軸部からで5センチ位ある)。外果後方とアキレス腱との空間は鍼を刺すと簡単に反対側に通じた触感がある。外果と内果をカーブする筋肉、血管たちが存在。指先でそのルートをたどることで足の疲労の取れ具合が格段に違う。

その外果の後方からは上から降りてきた「長腓骨筋」「短腓骨筋」の腱が通過する。長・短腓骨筋が異様にコリコリ張っている方が多く、外果後方から腓骨に沿って母指を滑らす。腓骨との付着をはがすように(自分の指をめり込ませるように)腓骨頭まですり上げる。力強くスローな速度で持ち上げていこう。リフレクソロジーの施術ではこの外側部分を自分の握りこぶしの「第2・3の中手指節関節」部分でゴリゴリ刺激する。
靴をみると外側カカト側がすり減っていたり体重ががに股気味の方も多いので長・短腓骨筋も張りやすい。

短腓骨筋の停止部はあの特徴的な形の「でっぱり!!」をもった第5中足骨の近位端。長腓骨筋は足底に回りこみ内側楔状骨と第1中足骨に付いている。(この長腓骨筋は異様な人気者である。でも今日の主役ではない。)
腓骨筋のルートには、腓骨筋が通るトンネルがある。
まず、構造をおさらいしよう。踵骨、腓骨を「前距腓靭帯」「後距腓靭帯」「踵腓靭帯」がしっかり3か所で固定し安定を図る。その上を腓骨筋の腱が2本が通る。その腱をトンネルである「上腓骨筋支帯」が腓骨と踵骨をつないで安定させる。足首前面から「下伸筋支帯」の外側側延長部分の「下腓骨筋支帯」である。
あ~肝心なことを忘れていた。
踵骨にまた戻ろう。長腓骨筋が足底にうまく回りこむには秘密がある。トンネルだけではない。踵骨には「腓骨筋滑車」がありその横に「長腓骨筋腱溝」という回りこみルートがある。それがあってこそ!ぐらつき過ぎずにもぐる。「滑車」って凄いね。「支帯」も「筋膜」も好きだけど、「滑車」もいいでしょ!
人間の身体の構造からパソコンができたと聞きましたが、この滑車という名称と構造はあらゆる分野に反映されている。人間からヒントを得たのか逆なのか?!
人間の進化って素晴らしい。

記事担当:講師 富士子

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(参考写真:ボディナビゲーション)