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2014年12月6日更新

解剖実習での「コリ」の正体は何?


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【このコリコリしたのって何ですか?】お客様によく聞かれたり、触ると本当にコリコリとしたものにふれる事ありませんか?実際に私の母親の肩にもゴルフボールみたいな大きさのコリコリがあります。
私がセラピストになる前の事ですが、リラクゼーションサロンに行って「肩のコリコリって治るんですか?」と聞いたところ、「通って頂ければ、そのうち取れますよ」と言われた。知らず知らずのうちの無くなる事はあるのかもしれないが、本当に無くなるのか?疑問だ。
そもそもコリは、血行が悪くなって筋肉が硬くなっている状態と云われるが、解剖学的に視るとどうなのだろうか。

解剖の先生に聞いてみた、献体も何体も視た、でも実際に解剖した時点ではもう何も視えないのだ。世の中の人々全員がそのコリコリを持っているとも限らないし、やはり亡くなって時間が経つと気に肉が変化するのかもしれない。私は、これをもっと分かり易く説明する方が大事なように思う。クライアントが一番イメージしやすいようにお伝えする。

この辺りをシェアしていきたいと思います。
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富士子です。

解剖の先生に「人間は、進化の過程で強化したい部分や補強が必要なところに相応のものができてきた」とお聞きしました。(先生はもっと上手く説明した。言葉がみつからないので自分の言葉で頑張って伝えます)

そうなのだ、人間は足首、手首などベルトのように関節をまとめて安定させている「支帯」「鼡径靭帯」などなど、欲しい部分にしっかりと厚みのあるものが出来てきた。足裏も人によって厚みや硬さが出てくる。
私は、骨に一番近い部分に靭帯のようにはじく硬さのものができている人は、その人の「傾き」、「使用具合」、「負担度」によってその箇所を支えるように硬く強く出来てきたものだと考えています。そういう人は、背中でも全部が張っている方ではなく柔らかい部分も合わせもち、ストレッチでも硬すぎないタイプの人です。はっきり「スジ」っぽくなっています。これは、若い年齢の人は、生活パターンが変化すればとれるスジです。年齢のいった方は、生活上に必要な部分のみスジっぽく硬くなっています。起き上がる、物を持つ、手を使うなど生活に必要動作なので、それがなくなることがないと考えるとこれは一生とれません。しかし、基本的に筋力低下の表れなのでちょっと改善するには、無理のないウオーキングとかから始めるのがいいと思われます。このままですと、姿勢がどんどん変化して硬くなりますので、要注意です。

全体が板状というか背中全体が張っている人はむくみという循環の悪さも併せ持ちます。循環が悪いので「皮膚の表面も動かない」。だから、私達はまず皮膚を動かしてそれから奥の方をほぐしていきます。
筋肉にストレスも負荷もかからない伸びちぢみしていないのだろうと推測するふわっとした筋の持ち主もたまにおります。男性でこのタイプのかたは「ちょっと運動したほうが将来のためですよ」なんていらない助言をしたくなる。(正直すみません)。でも、筋にストレスがないのはいいのだけれど、年取ってからの旅行でもしっかり歩けるくらいは必要と考えます。家の周り程度では、絶対足りないのは明白です。筋肉があっての生活であり、歯があっての食の楽しみではありませんか。(完全に偏ったね)

「コリ」の話に戻しましょう。実際、ながながとほんの一部をお話ししました。自分がこれが「コリ」と思っているもの。一人ひとりの感覚が違うように、「コリ」の姿は違うと思います。一意見なので、軽く聞き流してください。書物では血行不良とかいろいろ書かれています。まんまそうだと思います。
 それにしても、冒頭にでてきた「誰かのお母さま」。
ゴルフボールくらいの「コリ」をお持ちなんて凄すぎる。
・・・・「なにか、生まれてきそうですね。花とかひよことかゴジラとか・・・」
ふふふ

記事担当:小池
監修:講師 富士子