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2014年12月4日更新

解剖学的に視る【大腿】と、運動機能


最近、「クロックムッシュ」を調子にのって作ってばかりいたら、「クロックマダム」の存在を知り衝撃を受けた。さて、
ムスメが「部活でスクワット1000回やってきた」という。毎度のことだが、正しい姿勢でいいリズムで呼吸を大事にする私は複雑な気持ちである。(競輪選手にでもなるのか?!)

昔、部活のときに水を飲んではいけないし、ウサギ飛びも散々した。大きな声ではいえないがうがいをするフリをして水を飲んだもんだ。(あっはっはっ)そんな根性作戦が時代を超えた今でも形を変えたがある状況。いまどきの子供だから、丁度いいのかもしれない。まぁ、適当に期待しよう。

お店のお客様が以前にどんなスポーツをされていたか、現在しているかなどなどを推測するのが好きだと書いた気がする。筋肉って一度筋トレされ記憶されたものを覚えているの。大人になってしたい形にしたくてもなりにくい。(あれ?苦情?)全体的にホッソリとした筋肉を目指したはずが、記憶にあるでかい太腿。筋力がないほうがまだ細いが、困るしな・・なんてショック。だから、成長期か。(茶番が終わらない)

太腿の筋力があるなしは社会人になってから大きく変化するし、負荷のかかる場所も変化する。まず、運動靴が皮靴やハイヒールに変わる。私は現実、左膝の調子悪さを目の当たりにした今年。一週間もジョギングをしないと膝がガクガクする。「もろいな」とショックが大きい。程よい運動は必須となる。筋力がないと靭帯やクッションにかかる。これは一生大事な部品として摩耗は困る。ある文献に「悪漢の股間に膝蹴りをくらわす大腿直筋」と使用時の説明が載っているが、機会はなくとも必要な筋肉かと思わせる。ふむふむ。

大腿四頭筋  停止・すべて蕙脛骨粗面(膝蓋骨・膝蓋靭帯を経由)、大腿神経(L2,3,4)
大腿直筋・・起始・下前腸骨棘(AIIS)
内側広筋・・起始・粗線の内側唇
外間広筋・・起始・粗線の外側唇、殿筋粗面、大転子
内側広筋・・起始・大腿骨の前外側骨幹部

膝を伸展、大腿直筋は股関節の屈曲もする有名な筋。ひとつひとつが大きく、意外とストレッチ・筋トレはしやすいがマッサージで超!気持ちいいと思う場所ではない。でも、両手のひらのゆっくりとした手掌圧が気持ちよくはいったりすると超!ではないが気持ちいい。
膝の形がきれいにでるか、でないかはこの大腿四頭筋の筋力で決まる。大きい筋肉ゆえ垂れているか、きゅっと上に上がっているか。膝の調子が悪い方にはまず、激しくない太腿の筋トレをすすめる。同時に下腿全体にも刺激になり支えが違ってくる。

内転筋群  主に股関節内旋
大内転筋・・起始・恥骨下枝、坐骨枝、坐骨結節
停止・粗線の内側唇、内転筋結節
閉鎖神経(L2,3,4)坐骨神経
長内転筋・・起始・恥骨結節
停止・粗線の内側唇
短内転筋・・起始・恥骨下枝
停止・恥骨筋腺、粗線の内側唇
恥骨筋・・・起始・恥骨上枝
停止・大腿骨恥筋腺
薄筋・・・・起始・恥骨下枝
停止・脛骨の近位内側骨幹部(鵞足)

大腿骨の角度の大事さを解剖の先生に説明いただいた。これは後日にするが、内転筋の斜め具合はこの大腿骨の角度をうまく支えているし、骨盤を安定する。

内転筋は膝屈曲位で腹臥位で、揉みほぐすと気持ちいいが難しい。コツがある。おしり好きのスタッフがこれまたうまくほぐす(超笑)。腰痛をかばっている姿勢は股関節にも負担がかかっている。どちらかの股関節が突出して張る。股関節は前面からほぐし内転筋はうつぶせで。内転筋を仰向けでほぐしてもいいがお互いにいい状況を考えると腹臥位がおすすめ。もうひとつなぜいいかというと、効かせ技というか、そんな効いている痛みがほぐされた感を出すことも多い。そのひとつが、下肢伸展位での内転筋刺激3点がある。これは講習会ネタなのでいえない。(たいしたものでもないが)

はるか昔、バイクの免許をとる時に優しい教官にいわれたことがある。「内股をバイクにつけなさい」
確かに!大股開きでバイクに乗った姿は18歳の女子高校生は困ったチャンだ。部活でキャッチャーをしていた時に散々開いてきたことで女子だったことも忘れていた。今はムスメに「お前は女子か!」と突っ込みをいれている。

記事担当:講師 富士子

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(写真:目で見る動きの解剖学引用)